腰で打つ???
ゴルフのようなスイング動作を行う際に、昔からよく言われる、
「腰を使え!」
「腰を捻る!」
腰に関連する使い方は、全て間違った身体の使い方になります。
そもそも人の身体の作りからして、腰は捻る(回旋)動きが出来ない構造になっているからです。
大切なのは胸椎と股関節
そこで大切になるのが、胸椎と股関節です。
人の関節には元々、「動く為に出来ている関節」と「動かないように安定させる関節」があります。
いわゆる腰(腰椎)は「動かないように安定させる関節」、胸椎や股関節は「動く為に出来ている関節」に役割分担がされています。
ゴルフのスイング動作は、各関節の回旋運動と重心移動が大切になる動きになります。
そこで大切になるのが、「体幹の軸」と「胸椎・股関節の回旋の動き」です。
胸椎の動きを良くするエクササイズ
胸椎の動きを良くするエクササイズの一例
体幹の軸を保ちながら、胸椎の回旋を行っていきます。骨盤が左右に動いてしまう場合は体幹・股関節の安定性が欠けています。
また、左右行うと、やり易い側とやりにくい側の左右差を感じる方がいます。
バックスイング側・フォロースルー側のどちらに硬さがあっても、しなやかな動きが出来ず、手打ちになったり、腰や肩に痛みが出る原因となることが多くあります。
まずは自分のクセを知り、身体の構造に合わせた使い方を身につけていきましょう!
【PTコンディショニングルーム】
仲川 亮