サイクリングと膝痛

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がじゅまる整骨院の加藤です。自己紹介【加藤由基】

BC-bodyでは【予防医学】の観点から

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前回は【膝の痛み―ハムストリングス―】について書いていきました。

膝の痛み-ハムストリングス-

今回は【サイクリングと膝痛】をご紹介したいと思います。

ロードバイクが趣味の加藤です。

サイクリングをされる皆さん膝の痛みで悩まされたことはありませんか?

膝痛で漕ぐのが苦痛になってしまう時がありますね。

膝痛の原因になりうる要因について書いていきます。

サイクリングと膝痛

本研究では、アマチュアサイクリストの男性83名(平均年齢41.0±12.2歳)を対象にアンケート調査を実施した。本研究の結果、対象者の半数以上が膝痛を感じていた。¹⁾

⇒サイクリングをする方は、膝痛でお悩みの方が多い

もも前の筋肉の硬さ

本研究でも膝痛有り群の踵臀距離は、左右の両側平均値が有意に長く、特に患側で踵臀距離が有意に長かった。このことより、大腿四頭筋の柔軟性の低下が膝蓋骨や膝蓋腱などに影響を及ぼしていると考えられる。¹⁾

⇒もも前の筋肉が硬いと膝の痛みにつながる

アマチュアサイクリストにおける膝痛は乗車日数と大腿四頭筋の柔軟性の低下が影響していることが示唆された。¹⁾

O脚

下肢アライメント別の障害経験率を膝部と足部で区別すると、膝部ではO脚100.0%、X脚50.0%、正常55.6%で障害経験率はO脚が優位に高かった(p<0.05)。²⁾

⇒O脚は膝痛につながりやすい

ペダリング

本研究では、3次元位置計測システムを用いて、ITBSを罹患した自転車競技選手のベダリングを解析した。ベダリングにおいて、患脚側の膝蓋骨は前額軸方向に変位する傾向が見られることが分かった。³⁾

ITBS:腸脛靭帯

⇒ペダルを漕ぐ際に、膝が横にぶれると膝痛につながりやすい

(地元 城峯山を登った時の一枚です)

ペダルを漕ぐ動作と運動機能の向上

対象は高齢者16名(73.6±3.4歳)とし、先ず各種下肢機能を評価(立位前後ステップ、TUG、歩行速度など)した。次いで日を分けて各種5分間の軽運動を無作為に実施し、各運動後に運動前と同様の評価を行った。運動方法は、A:座位で左右交互に行う下肢屈伸運動を、45・55・65・55・45rpm(左右の屈伸運動各1回を1rpmとする)と1分毎にメトロノーム音に合わせテンポを変化させる運動。B:50rpmのテンポのみで行う同下肢屈伸運動。C:20W負荷で、Aと同様のテンポでペダル回転数を変化させる自転車運動の3種類とした。⁴⁾

Cでは運動後に有意な下肢運動機能(立位前後ステップ、歩行速度、歩調)の改善効果を認めたが、A、Bでは運動前後で有意な変化を認めなかった。この原因として、今回の下肢交互屈伸運動では膝伸展屈曲が中心であり、自転車運動に比べ股関節伸展屈曲の関与が小さく、運動連鎖が少なかったこと考えられた。⁴⁾

座位による下肢交互屈伸運動は、下肢運動機能の向上に寄与しない。⁴⁾

⇒高齢者の方では、ただ膝の曲げ伸ばしをするよりも自転車運動で運動機能が向上しやすい可能性がある

まとめ

今回は【サイクリングと膝痛】について紹介していきました

サイクリングをする方は、膝痛でお悩みの方が多い

もも前の筋肉が硬いと膝の痛みにつながる

O脚は膝痛につながりやすい

ペダルを漕ぐ際に、膝が横にぶれると膝痛につながりやすい

 

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参考文献

1)西本浩章/山口鉄生,アマチュアサイクリストの膝痛とその影響因子について,日本臨床スポーツ医学会誌, Vol.28, No.2, 389-395, 2020年

2)武田美紀/タケダミキ/中川武夫,女性自転車競技選手のスポーツ傷害に関する調査,中京大学,中京大学体育学論叢41(2), 99-108-, 2000-03-31

3)福岡法允/積際徹/横川隆一,腸脛靭帯炎を罹患した自転車競技選手のペダリング動作における下肢の運動解析,一般社団法人日本機械学会,シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集,2011

4)高齢者を対象とした軽負荷・短時間の座位による下肢交互屈伸運動の即時効果,一般社団法人日本体力医学会,体力科学2013年62巻6号p.561-562