もしも歩けなくなるリスクを運動で減らせるとしたら?

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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】

 

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いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくりを提供いたします。

 

8年から12年誰かの助けが必要になる

生まれてから死ぬまでの年齢を平均寿命/日常生活に制限がない期間を健康寿命と言いますが、

男性⇒平均寿命81.41年/健康寿命72.68年(差=8.73年)

女性⇒平均寿命87.45年/健康寿命75.38年(差12.07年)

つまり日常生活に制限が付き、亡くなるまでに8年から12年かかるということになります。

 

 

なぜ歩けなくなる?

ではなぜ歩けなくなる(要介護)のでしょうか?

大枠の原因として大きな割合を占めているのは認知症⇒脳血管疾患⇒高齢による衰弱⇒関節疾患と続きます。

ここで注目していただきたいのは認知症、脳血管疾患、高齢による衰弱(フレイル)、関節疾患といづれも

運動による予防が推奨されているという点です。

 

どんな運動か?

ではどんな運動が推奨されているのでしょうか?

例えば認知症に関しては有酸素運動が主に推奨されています。2)

〇65 歳以上の成人は、週あたり150 分の中強度有酸素運動、週あたり75 分の高強度有酸素運動、または、
同等の中~高強度の運動を組み合わせた身体活動を行うこと。

〇さらなる健康効果のため、中強度有酸素運動を週 300 分に増やすこと。または週 150 分の身体活動を高強
度の有酸素運動にすること。または、同等の中~高強度の身体活動を組み合わせて行うこと 。

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また脳血管疾患に繋がる動脈硬化では筋力トレーニングや日常生活での座る時間についても言及されています。3)

〇心血管疾患の死亡リスクに関してはレジスタンス運動群で低い傾向(リスク比0.83[95%信頼区間0.67-1.03])で 有酸素運動との併用では57% の有意な低下を認めた。

〇座位行動の総時間を減らす事、並びに長時間の座位行動継続を避けてこまめに中断する事で動脈硬化疾患の予防を期待できる。

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【ある人が健康のために運動をしていたら膝が痛くなり、病院へ行くと・・・医師に「運動し過ぎだよ!」と怒られ、数日後再度病院へ行くとその医師は脳卒中で入院していました・・・】運動しなければ歩けなくなり、間違った運動を行っても歩けなくなるため、正しい姿勢で運動することが必要になります。

 

まとめ

①寝たきりになる疾患の大半は予防できる

②それらを予防するカギは運動である

③運動を続けるためには正しい姿勢でいる事が大切

いつまでも歩き続けるためにはまず身体が健康でなければなりません!

上記を意識して疾患を一緒に予防しましょう!

 

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トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】

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参考文献

1)内閣府:令和4年版高齢社会白書(全体版).https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/html/zenbun/s1_2_2.html

2)The original English edition “Risk reduction of cognitive decline and dementia”: WHO guidelines.Geneva: World Health. Organization; 2019.

3)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版.レタープレス株式会社.2022.