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がじゅまる整骨院の加藤です。自己紹介【加藤由基】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けることができる身体づくりを提供いたします。
前回は【肩の痛みと姿勢の関係性】を紹介しました。
今回は【肩の痛みを予防する運動】をご紹介したいと思います。
前回までで、
①姿勢を綺麗にする、体幹や下半身も重要
②胸椎を動かさないと固まり、動きが悪くなる
③肩が安定しないと別の疾患が起こる可能性があるを紹介しました。
①ドローイン
体幹の安定化を行うには呼吸のコントロールが重要で、腹腔内圧(inter abdominal preseer:IAP)を上げた状態で呼吸できることを獲得する必要がある。これはいわゆる腹式呼吸とは異なる。通常の呼吸では、呼気で腹腔内圧を上げることができるが、吸気でこの腹腔内圧は抜けてしまう。吸気でも内圧を一定に維持し、コントロールできるよう練習する。¹⁾
⇒姿勢を綺麗に保つには正しい呼吸が大切
⇒息を吸う際はお腹が緩みやすいが、力を一定に保てることが大事
②胸郭が360°広がる
圧力がかかる方向としては、前だけでなく後ろ側にも横にも膨らみが出る状態が望ましいです。²⁾
⇒息を吸う際は全体を広げよう
チェストオープン
・【前】を広げましょう
マーメイド
・【横】を広げましょう
肩のストレッチ
・【後ろ】を広げやすくしましょう
③猫背を改善
病理変化にかかわらず肩甲帯筋による支持の欠如により肩甲胸郭の安静時の姿勢を決定するうえで重力が優位に働く結果を招く。このような姿勢では肩甲骨が典型的に下制・前方牽引し、さらに過剰に下方回旋している。³⁾
⇒肩甲骨周りの筋肉が衰えると、姿勢が崩れやすい
スイミング
・体幹を安定させながら、背面の筋肉を鍛える
まとめ
今回は【肩の痛みを予防する運動】について紹介していきました
・肩が安定しないと別の疾患が起こる可能性がある
・胸椎を動かさないと固まり、動きが悪くなる
・姿勢を綺麗にする・体幹や下半身も重要
次回は【変形性膝関節症】について書いていきます。
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参考文献
1)荒木 茂,マッスルインバランス 改善の為の機能的運動療法ガイドブック,運動と医学の出版社,2020年12月25日
2)大貫 崇,きほんの呼吸,東洋出版株式会社,2019年11月19日
3)Donald A.Neumann著, 嶋田 智明, 有馬 慶美訳,筋骨格系のキネシオロジー 原著第2版,医歯薬出版,2012年3月1日