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がじゅまる整骨院の加藤です。自己紹介【加藤由基】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けることができる身体づくりを提供いたします。
前回は【ヘルニア(腰)を防ぐために知っておきたい体のこと】を紹介していきました。
今回は【なぜヘルニア(腰)になるか?】をご紹介したいと思います。
今回のポイント
・日常の動きの中でも、負担のかかりやすい姿勢や動作がある
・腰はほかの影響を受けやすい(骨盤・胸椎)
屈曲ストレスで椎間板に負担がかかる
前回の記事で紹介をしたように椎間板の後ろ側は弱い部分になっています。
前屈をすると椎間板の前側に潰される負荷(青)がかかることで、後ろに飛び出しやすくなります(赤)。¹-²⁾
³⁾
腰は他の影響を受けやすい
前回の記事でも紹介しましたが、腰は骨盤や胸椎と連動しています。
腰はねじる動きが苦手です。腰椎のねじる動きは5°でした。
股関節や胸椎が固い(動く関節)と腰(支える関節)に過剰な負担がかかります。¹⁾
股関節や胸椎などを柔軟に保つことで、腰への負担を減らし痛みから守りましょう!
また、上写真のように骨盤や背中が丸くなると腰も連動して丸くなります。
良い姿勢は腰への負担が減ります。日常的に姿勢を意識していきましょう!²⁾
椎間板に負担の大きい動き
膝が伸びたままかがんだ状態で、約 11 kg以上の物や子どもを頻繁に持ち上げる動作をするとヘルニア発生の危険性が高くなります。また持ち上げるときに腰をねじる動作もヘルニアの危険性が高くなります⁴⁾
繰り返しや慢性的に屈曲をすると椎間板が脱出しやすくなる。
腰を曲げる動きにねじり運動が加わると、さらに飛び出しやすくなります。²⁾
まとめ
今回は【なぜヘルニア(腰)になるか?】について紹介していきました
・腰に負担のかかりやすい姿勢や動作がある
・腰はほかの影響を受けやすい(骨盤・胸椎)
次回は【ヘルニアになりやすい姿勢とは?】について書いていきます。
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参考文献
1)嶋田智明,大峯三郎,山岸茂則.運動連鎖~リンクする身体.文光堂.2011.総ページ数(p344)
2)Donald A.Neumann著; 嶋田智明, 有馬慶美訳.筋骨格系のキネシオロジー.原著第2版,医歯薬出版.2012.総ページ数(p780)
3)坂井建雄,松村讓兒.プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系第3版,医学書院.2016.総ページ数(p616)
4)社団法人 日本理学療法士協会.理学療法診療ガイドライン 第 1 版.腰椎椎間板ヘルニア 理学療法診療ガイドライン.2011