皆さんこんにちは。
がじゅまる整骨院の加藤です。自己紹介【加藤由基】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から、
いつまでも自分の足で歩き続けることができる身体づくりを提供いたします。
前回までのおさらい
①姿勢
②体幹
③血流
が重要なことが分かっていただけたかと思います。
前回の記事はコチラ↓↓
今回のテーマは「肩コリ」と「姿勢」です。
肩コリの根本の原因は、姿勢の悪さが関係しています。
「姿勢が悪くなる」と首への負担が増える
頭の重さを知っていますか?
→約5kg(個人差がありますが、体重の約8%)です。
自粛期間で、スマホ・PC・ゲームが増えた方もいるのではないでしょうか?
頭が前に傾くほど、首への負担が大きくなることを知っておきましょう!
例えば、15°で2.5倍、60°で5.4倍ほど違いがでてきます。
それは、座っているとき(デスクワーク・勉強中など)も同じです。
悪い姿勢だと首・肩周りの負担が増え、支える肩周りの筋肉がコリやすくなります!
姿勢と筋肉の関係性
いわゆる、「猫背」の姿勢では筋肉のバランスが崩れてしまいます。
具体的には、赤丸(首の後ろ側、胸)の筋肉が硬くなる。
そして、青丸(首の前側・背中)の筋肉が弱くなります。
⇦今、こんな姿勢になっていませんか?
赤丸の筋肉が硬くなることで、巻き肩になり首が前に押し出されます。
姿勢が崩れることで、青丸の筋肉が弱くなります。
肩こりでは、僧帽筋(下画像)や肩甲挙筋などの筋肉が硬くなります。
筋肉が硬くなると姿勢が崩れます。
姿勢を良くするために
「硬い筋肉は、ゆるめる」
「弱い筋肉は、鍛える」ことで筋肉のバランスが整い、「姿勢の改善」につながります。
肩や首を温めたり・マッサージをすると、楽になる方もいるのではないでしょうか?
今説明したように、赤丸の硬い筋肉に該当するためです。
温めることやマッサージをすることはもちろん大切ですが、筋肉を強くするには【運動】が必須です。
そして、硬くなった筋肉をゆるめて、弱くなった筋肉は鍛える習慣が大切になります。
まとめ
肩こりを良くするには、姿勢の改善が重要です。
体幹の筋肉が落ちる⇒姿勢が保てない⇒悪い姿勢になります。
悪い姿勢になると、首や肩周りの筋バランスが崩れて肩がコリやすくなります。
そのため、硬くなった筋肉をゆるめて、弱くなった筋肉を鍛える習慣が大切です。
慢性的な肩コリに悩まされている方は、体幹を鍛えて正しい姿勢を目指しましょう!
次回は肩コリにオススメのエクササイズを紹介していきます。
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勤労者の肩こり症状に関連する因子の検討,加藤 剛平、岩本 幸英、豊永 敏宏,日本職業・災害医学会会誌 平成30年5月21日
姿勢と頭の位置により引き起こされる頸椎への重みに関する評価,Dr. Ken Hansraj,Surgical Technology International第25巻
標準理学療法学 物理療法学,医学書院,奈良勲、網元和 2002年11月1日
肩関節運動機能障害,文光堂,嶋田智明、大峰三郎、立花孝 他,2010年1月24日
運動療法としてのピラティスメソッド,近良明、桑原匠司,文光堂,2018年1月11日