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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくりを提供いたします。
前回は【正しい姿勢は関節の負担を減らす】をご紹介しました。
今回は【正しい姿勢は疲れにくい】をご紹介したいと思います。
姿勢が悪いと筋肉が緊張する
デスクワークや、編み物、新聞購読や洗い物、スマホの操作に至るまで、現代人は何かと背中を丸め、首を前に出す姿勢になることが多い。1,2)
このような姿勢を取ることにより、通常緊張しなくても良い筋肉(首の後ろや胸)が緊張して痛みを発症する事があります。3)
正しい姿勢(目線は5-10°以内)でパソコン作業をすることにより、僧帽筋の硬さは30分経っても変化はありませんでしたが、
猫背姿勢(目線は15-20°)でパソコン作業をすると、15分ほどで僧帽筋の緊張が増すようです。4)
つまり姿勢が悪いと筋肉が緊張して余計な力を使ってしまうという事となります。
緊張した筋肉は関節を硬くする
このように姿勢が悪いと筋肉が緊張するのですが、関節を動かしているのは筋肉なので、筋肉が緊張するとおのずと関節が動かしづらくなってしまいます。
首や背中回りの筋肉を緩めた状態と緊張させた状態で首の動く範囲がどれぐらい変わるのかを見た研究では、筋肉を緩めた方がほぼ全方向(首を曲げる以外)で動く範囲が増したとされています。
伸展可動域は両上肢下垂と比較して両上肢免荷で有意に大きかった(p<0.05).左回旋可動域は両上肢下垂と比較して両上肢免荷・左上肢免荷で有意に大きく(p<0.01),右回旋可動域は両上肢下垂・左上肢免荷と比較して両上肢免荷で有意に大きかった(p<0.01).左側屈可動域は両上肢下垂・左上肢免荷と比較して両上肢免荷で有意に大きく(p<0.01),右側屈可動域は両上肢下垂と比較して両上肢免荷・左上肢免荷で有意に大きかった(p<0.01).5)
つまり首周りの筋肉が硬いと同じ角度を向くにしても、硬くない人と比較すると余計な力を使うことが考えられます。
上記を踏まえ、正しい姿勢を取ることは関節に負担をかけづらく、余計な力を使わない事から疲れにくい事が考えられます。
まとめ
今回は「正しい姿勢は疲れにくい」をご紹介しました。
①姿勢が悪いと筋肉が緊張しやすい
②筋肉が緊張すると動かせる範囲が減る
③筋肉が緊張すると余計な力を使う
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参考文献