ヘルニアになりやすい要因

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がじゅまる整骨院の加藤です。自己紹介【加藤由基】

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前回は【ヘルニア(腰)を防ぐために知っておきたい体のこと】を紹介しました。

ヘルニア(腰)を防ぐために知っておきたい体のこと

今回は【ヘルニアになりやすい要因】をご紹介したいと思います。

 

悪い姿勢は負担が大きい

骨盤のニュートラルポジション(中間位)は、脊柱の構造的安定性を確保するうえで、最もリスクの低い肢位である。¹⁾

⇒綺麗な姿勢は負担が最小になる

腰痛や、股関節、膝関節痛など運動器疼痛症候群は、明らかな外傷や腫瘍、感染症などのレッドフラッグを除けば、その人の長年の姿勢や生活習慣、職業、スポーツなどが特定の組織に物理的ストレスを繰り返し、または持続的にかかることによる累積加重型損傷が多い。²⁾

⇒習慣的に負担をかける姿勢・動作をしていないか注意が必要

 

関節の役割がある

いずれの動作をとっても関節に負担とならない効率の良い機能的な動作を起こすには、体幹と上肢の間をつないでいる肩甲帯の動き(モビリティ)と安定性(スタビリティ)が重要になってくる。³⁾

⇒負担を減らすためには、肩甲骨の働きを良くする必要がある

例えば、可動性が必要な股関節の動きが制限されると、隣接する腰椎、膝関節の安定性を壊し障害の原因になる。²⁾

⇒股関節が硬いと腰を痛めやすい

 

体のバランスを崩さない

主動作筋と拮抗筋の間でこのマッスルインバランスが起こるとストレッチング等により過緊張筋を伸張しても、拮抗筋である弱化筋を活性化しないとまた元に戻ってしまい効果が長続きしない。²⁾

⇒硬い筋肉をストレッチしても、弱い筋肉を鍛えないと元に戻ってしまう

過緊張筋は関節の可動性を制限し、隣接する関節の代償運動の原因になる。²⁾

⇒過剰に硬い筋肉は、クセを生み出す

痛みのある部位を治療し、患者の訴えが一時的に改善したとしても、原因となっている異常姿勢アライメントや異常な運動パターンを改善しなければ累積加重型損傷は再発を起こす。²⁾

⇒バランスを整え姿勢を改善すると、再発しにくい

 

原因は腰だけでない

痛みのある関節の原因は、痛みのない隣接する可動性が必要な関節の機能障害が原因である場合があり、関節と関節の相互作用を考慮したアプローチが必要である。²⁾

⇒腰だけ治療しても良くなりづらい

治療は最終的には、日常生活またはスポーツ活動で頻回に行われる異常な動作パターンを修正し、正しいパターンが無意識下でコントロールできるように、反復練習する必要がある。²⁾

⇒悪い癖を改善しないと、再発しやすい

  

 

まとめ

今回は【ヘルニアになりやすい要因】について紹介していきました

習慣的に負担をかける姿勢・動作をしていないか注意が必要

硬い筋肉をストレッチしても、弱い筋肉を鍛えないと元に戻ってしまう

悪い癖を改善しないと、再発しやすい

 

次回は【ヘルニアになる姿勢】について書いていきます。

 

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参考文献

1)近良明,桑原匠司:運動療法としてのピラティス.文光堂.2018年1月11日

2)荒木茂,マッスルインバランス改善の為の機能的運動療法ガイドブック.運動と医学の出版社.2020年.12月25日

3)中村千秋編,渡部賢一,鈴木岳,北川雄一:ファンクショナルトレーニング 機能向上と傷害予防のためのパフォーマンストレーニング.文光堂.2010年10月16日