最近、身体作りやボディメイクのためにピラティスをしている人が増えてきました!
芸能人がリフォーマーピラティスをしていることをメディアで発信したり、アスリートがコンディショニングとしてピラティスを行っているところが映像で見れたりします!
では、なぜ今「ピラティス」をする人が増えてきているのでしょうか?
ピラティスにどのような効果があるのか紹介していきます!
ピラティスの効果
- 姿勢を改善・矯正できる
- 肩こり・腰痛・膝痛・股関節痛などを改善できる
- 関節の機能を高めることができる
- 体幹を鍛えられる
- 呼吸がし易くなる
一般的にもこういった効果が言われる中でも、特に「関節の機能が高まる」ことがピラティスを行う上でとても大きなポイントになります!
関節の機能が高まる?
人の身体の中にある関節には大きく2つの役割があります!
- よく動く関節(可動性)
- 支える関節(安定性)
例えば、股関節は「よく動く関節」であり、腰は「支える関節」の役割があります!
この役割が崩れて、支えるべきはずの腰が動いてしまうと腰痛の原因となってしまうのです!
まずは、それぞれの関節が役割通りに働けるように整える必要があります!
そのためには、それぞれの関節が決められた可動域まで動ける可動性があることが必要になります!
そもそも、関節には「参考可動域」と言われる、動くべき可動範囲の目安が決められています!
可動域に左右差があったり、目安よりも硬い状態にあると、姿勢が崩れたり、動きに変なクセが出るので不具合を生じてしまいます…
ピラティスのエクササイズでは、繰り返し動作を行うことでこの可動域が広がっていくので、姿勢や動きが変わっていきます!
また、「良く動くべき関節」の可動域を広げるとともに、それ以外の「支えるべき関節」は動かさないように意識をします!
この「支える関節」を動かさないように意識する際に、関節を支えるインナーマッスルが鍛えられます!
そうすると関節への負担が減り、変形性関節症に代表される関節の疾患を防ぐことが出来ます!
関節の表面にある「関節軟骨」は消耗品なので、ピラティスをすることでインナーマッスルが鍛えられて、関節の消耗を減らせるのです!
アスリートにとっても関節が大事
高いレベルの能力が求められるアスリートにとっても、「関節の機能を高める」ことが大事です!
筋トレをしたり、持久力を高めたり、競技のスキルを高めたり…
当たり前ですが、すべての動作において身体を動かすことは、言い換えると「関節を動かす」ことでもあります!
関節が正しく動いてくれることで、怪我を防ぐだけでなく、しなやかで力強い動きが可能になるので、スポーツのパフォーマンスが上がります!
人間の身体はしなやかに動くようにできているので、高いレベルを求めるアスリートも身体の基礎を整えるためにピラティスを行うのです!
人の身体の本来の機能を引き出してくれるピラティス
そもそも、身体作りには大きく2つの段階があります!
身体作りの2つのポイント
❶今よりも向上させていく(今より、筋肉を大きくする・持久力を高めるなど)
❷人の本来の機能を取り戻す(硬くなり失われた関節の可動性を戻す・崩れた筋肉のバランスを整える・姿勢を整えるなど)
筋肉をつけたり、持久力を高めるなど、今よりも身体を鍛えていく時にどこかの関節の動きが硬かったり、筋肉のバランスが崩れていると、その状態で行うトレーニングはもしかすると身体を壊しているかもしれません…
ピラティスは❷の効果が高いので、姿勢や身体のバランスなどが整い、日常生活が楽になったり、慢性的な痛みなどから解放されたりするので、身体を酷使しているこのご時世には合っているのかもしれません!
その上で、筋トレをしたり、ランニングをしたりすると、無理なく効果的に身体を鍛えていくことが出来ます!
・身体が硬いことが悩み
・姿勢が悪い
・筋トレの効果を高めたい
・慢性的な痛みがある など
当てはまるものがある人はピラティスをおすすめします!