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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくりを提供いたします。
前回は「正しい姿勢が大切なポイント②~正しい姿勢は疲れにくい~」をご紹介しました!
今回は「正しい姿勢が大切なポイント③~正しい姿勢は動きやすい~」 をご紹介したいと思います。
正しい関節の位置とは?
今回のポイントとなる事は関節が正しい位置にあるか?がポイントになります。
関節は骨と骨が正しく組み合わさり「関節」を作ります。
つまり骨がズレている、捻じれていると正しい関節が作られません。
例え場膝が捻じれている、腰が反っている、土踏まずがない等こういった特徴がある方多いのではないでしょうか。
それも関節が正しい位置にない可能性があります。
例えば、足のアーチ(土踏まず)を例に出すと、足のアーチはもともと地面から少し離れたところにあります。
しかし何らかの原因で子の骨が下に下がってきてしまいます。
つまり骨の位置がズレてしまい、正しい関節の位置もズレてしまっています。
それにより起こる弊害として足首からしただけの問題だけでは収まらず、膝や腰、腕といった全身の関節にまで影響を出す事があります。
足部の回内,下腿の内旋に伴い膝関節が外反し,大腿はさらに内旋する(膝関節は外旋)このことにより膝関節に捻じれが生じる.この状態では膝の屈伸運動が関節周辺のストレスを増加させるとともに,股関節の内転を抑制する活動(外転金んの過活動)も活発化させる.1)
特にアーチが下がる(正しい骨の位置に無い)と膝の捻じれが生じ、膝の痛みに繋がりやすいので注意が必要になります。
正しい関節の位置に戻すために
足のアーチの場合完全に潰れてしまうともとに戻すのは難しいです。
関節は一度壊れたらもとには戻りませんので、予防や早期のリハビリが必要になってきます。
その一例として、足の指を使うことが効果的な事が分かっています。
本研究では,足趾圧迫練習によって足趾圧迫力が増加し,舟状骨高が増加する事を確認できた.これは,足趾圧迫練習を施行することで,足趾屈筋群や,後脛骨筋,測定筋膜の筋活動が増大し,舟状骨を頭側に引き上げたと考えられる.2)
この研究では座りながら拇趾(親指)を床に押し付けるというシンプルな運動を毎日100回6週間に渡り行ったそうです。
BCヨガでもこのように拇趾で踏ん張るというエクササイズありますよね?(BCスクールについては下記を参照)実はあの「地面を踏む」という行為はこのような効果があります。
関節は一度壊してしまったらもとには戻りません!予防をして歩き続けられる身体を一緒に作っていきましょう!
まとめ
今回は「正しい姿勢が大切なポイント③~正しい姿勢は動きやすい~」をご紹介しました。
①骨と骨が正しく合わさり「関節」が作られる
②関節が正しい位置からズレると痛みに繋がる
③関節が壊れる前に予防しましょう
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参考文献
1)橋本 雅至, 中江 徳彦, 足部からみた身体運動の制御, 理学療法科学, 2001, 16 巻, 3 号, p. 123-128.
2)石坂 正大, 大好 崇史, 秋山 純和, 足趾圧迫練習が内側縦アーチに及ぼす影響, 理学療法科学, 2007, 22 巻, 1 号, p. 139-143.