養成講座BCピラティス

動き方や姿勢に着目することで、ピラティスの各ポーズを安全性と効果から見直すピラティス。
例えば、ピラティスのポーズの中には膝を伸ばした座った姿勢で起き上がる動作で椎間板にかかる負担が強い動作があるが、ドローインやブレーシングで腹圧を高めた状態で動くことや、胸椎や股関節に動きを出 すことで、腰椎の負担を軽減することができる。
胸椎や股関節など腰部の上下に位置する関節が動かないことで腰椎を動かそうというストレスがかかり、それが腰痛やヘルニアを誘発するストレスになりかねない。
これは日常動作でも同様のことが起こっている。
そこで、ピラティスのポーズを活用しながら、胸椎や股関節周りを始め各関節に動きを出すと同時に、腹圧を高めた状態で、骨盤底筋群にスイッチを入れつつ、あごを軽く引いたチンインのポジションで椎前筋群を活性化し、その3つのポイントで体幹を固定した上で、『つむじを上に引き上げる』ように脊柱の軸伸展、エロンゲーションを促し、全身を動かす練習をしていく。
ピラティスのポーズで、それを繰り返し練習することで、重力の中で筋肉と神経のやりとりが生まれ、体幹を安定させたまま動きを作ることができるようになる。
それにより、日常生活でも安全に効果的に身体が使えるようになる。
バランスコンディショニングピラティスは、安全で効果的な姿勢や身体の動かし方が学べるピラティスとして、一般生活者から高齢者まで効果が実感 できるレッスンである。
「BCバランスコンディショニング」は、股関節・膝関節を守りながら体幹を強化することで、疾患の予防と改善へ効果が期待できる。