皆さんは「ロコモティブシンドローム」という、言葉を聞いたことがありますか?
「メタボリックシンドローム」とは違います。
厚生労働省
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、年齢と共に運動機能が低下し、自立度が低下することで、介護が必要となる可能性が高い状態のことである。
日本整形外科学会
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称。
骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、
「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態のことをいいます。足腰を使わなくなった現代社会では、全世代で注意が必要。
平均寿命と健康寿命の差を縮めることで、「いつまでも自分の足で歩く」ことが可能となります。
・日本における危険因子とそれによる死亡数についての報告の中で、
原因1位 喫煙 2位 高血圧 3位 運動不足(毎年5万人が亡くなっている)
・要支援・要介護になった原因では、
運動器の障害が1位になっています。2位認知症、3位脳血管障害
65歳以上の方は、強度を問わないので、とにかく体を動かすこと(40分以上)を推奨しています。
18~64歳では、3メッツ(ウォーキングなど)以上の強度で毎日60分以上の運動が理想と言っています。
18歳以下では、毎日60分以上の運動を推奨しています。
ただ、毎日上記の運動を行うのは難しいかもしれません。
そこで、「プラス・テンから始めよう」という取り組みが言われています。
具体的には、運動は習慣が大切!とりあえず、毎日10分は運動をしましょう。
まとめ
身体を動かさないと機能が低下する。身体機能の維持には運動が大切!
今後、外出の自粛がさらに徹底されると思います。テレビ・You Tube・ゲーム、スマホなどで一日を過ごしていませんか?
健康のために、少しからでも運動を習慣にしていきましょう!!
参考:秋葉副大臣会見概要(ロコモティブシンドロームについて)、日本整形外科学会公式ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト