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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくり
バランスコンディショニング®
を提供いたします。
自分でできるのになぜかやらないストレッチ。。。
大切だとはわかっていてもついついストレッチせずに就寝してしまいますよね。。。
今回はそんなストレッチについてど具体的にどんな人がやったらよいか?
BCストレッチをやった時にどんな効果があるか?についてご紹介させていただきたいと思います。
バランスコンディショニング(BC)とは?→姿勢が良くなるBC – BC-body 新着情報
ストレッチが持つ効果
ストレッチが目的とするところは主に
①筋肉を伸ばすこと
②結合組織(脂肪組織、筋膜等々)の粘弾性低下
③関節可動域の改善
等が挙げられます。1)
なぜこれらの問題を改善しなければならないかというと。。。例えば膝が硬くなってしまい完全に伸びない状態(関節可動域の制限がある状態)では直立姿勢を保つのは難しくなり、普通に立っていられなくなります。
膝が曲がったまま固まってしまい、伸びなくなることで連動して骨盤も丸まり→背骨が丸まり→頭が前に出る等、全身の関節に影響が及び姿勢が悪くなり、結果関節に負担がかかるようになります。
これは膝だけではなく、どこの関節が硬くなっても同じようなことが起こります。このような現象を運動連鎖と呼びますが、隣り合う関節に直接影響を及ぼすこととして知られています。2)
そのため痛みが出ている部位とは全然違うところが硬くなっている可能性も大いにあり、全身のストレッチを行うことの大切さがわかると思います。
身体(関節)が硬くなる原因
ではなぜ身体は硬くなってしまうのでしょうか?
関節が硬くなることを「拘縮」といいます。これは皮膚、筋肉、関節包、じん帯などの関節周りにある組織が器質的に変化して柔軟性や伸張性、滑走性をなくした状態です。3)
つまり関節周りの組織が変化して硬くなっている状態となります。ではどのような条件で硬くなっていくのでしょうか?
筋肉と関節包は関節の可動範囲を狭めている中心となっているとされており、ネズミを使用した研究では膝を曲げた状態を維持(2週間まで)させると筋肉が、それ以上になると関節包が拘縮するようです。また、皮膚の拘縮も起こることがわかっています。1,3)
つまり関節を動かさないことで筋肉が固まり始め、その後関節を包んでいる関節包や、皮膚までもが硬くなり、結果身体が硬くなっていきます。
もう少し細かく見ていくと、痛みが加わると神経が興奮して筋肉が固まったり、血流が悪くなるというサイクルが働きます。1)
血流が悪くなれば筋肉を動かしたときに痛みが出ますから、こういった悪循環のサイクルにハマっていくこととなります。
BCストレッチで機能改善
ストレッチを行うことでこれらの機能不全は改善されます。
前述したストレッチがもたらす効果では力学的な視点から、膝が伸びれば膝にかかる負担も抑えられ→隣接する関節にかかる負担も減り→姿勢が改善されていきます。
細かく見ていくと、皮膚をさすったり、マッサージ等の刺激を与えることで交感神経系の活動を抑えることができ→結果血流が循環し→筋緊張が低下する。1)
ストレッチも同様の効果がありこれらの痛みを抑制する鎮静効果があります。
BCストレッチは下記の記事で紹介しておりますので是非自宅でやってみてください。
〇病気になった後にする運動療法〔3次予防〕を病気になる前に習慣にして、痛みに悩まないカラダへ
〇BC運動習慣で、疾患の予防、改善へ〔1次予防〕
〇腰痛、膝の痛み、肩の痛みなど『痛み』を根本から治したい方々へ
腰痛を持っている方に勧め→運動不足を解消するための2つのBCストレッチ – BC-body 新着情報
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腰痛がある方にお勧め→誰でも1分で出来る!!お尻のストレッチ! – BC-body 新着情報
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いつまでも歩き続けるためにはまず身体が健康でなければなりません!
上記を意識して疾患を一緒に予防しましょう!
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参考文献
1)編集:鈴木重行.ストレッチングの科学.三輪書店.2013.
2)監訳:小倉秀子/著:Phil Page,Clare C.Frank,Robert Lardner.ヤンダーアプローチ マッスルインバランスに対する評価と治療.株式会社三輪書店.2013.
3)沖田 実, 関節可動域制限の発生メカニズムとその治療戦略, 理学療法学, 2014, 41 巻, 8 号, p. 523-530, 公開日 2017/06/10, Online ISSN 2189-602X, Print ISSN 0289-3770, https://doi.org/10.15063/rigaku.KJ00009647371, https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/41/8/41_KJ00009647371/_article/-char/ja