筋膜と腰痛

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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】

 

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いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくりを提供いたします。

 

筋膜は様々な影響を及ぼすことで知られています。

例えば、腰痛などがその代表となります。

腰痛でもピンポイントで起こる痛みや、腰全体が張っている痛みなどがあると思います。

このうち腰全体が張っている腰痛はもしかしたら筋膜が原因で起こっている可能性があり、それを「筋筋膜性腰痛」と呼びます。

筋筋膜性の腰痛が起こる原因としては

・長時間座位などを強いられるデスクワーク

・重いものを持つ労働作業

・激しい運動、スポーツ

上記が挙げられ、それにより、

・筋肉に負担がかかり、筋や筋膜に微細な損傷が発生

・血行の悪化

・持続的な筋収縮により筋内圧が高まった状態が継続

このような状態が続くと腰の広範囲に痛みが出るとされています。

 

特に筋内圧が高まることで、筋、筋膜の滑走不全が起こり、

筋膜間を走行している末梢神経の圧迫により痛みが出たり、

筋膜間を走行している血管の圧迫により阻血が起こるなどといった現象が腰痛を出しているとされています。

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筋膜の働き – BC-body 新着情報

 

このようなことから筋筋膜性の腰痛を起こさないためにもコンディショニングが必要となります。

仲川トレーナーが以前紹介した記事の中で詳しく述べているので参照していただければと思います↓↓↓

筋膜を意識したストレッチ – BC-body 新着情報

この中で述べられているスーパーフィシャル・バック・ラインは筋筋膜性腰痛に関連している筋膜でもありますので腰痛がある方はぜひ試してみてください。

 

 

まとめ

①腰痛の中には筋膜が関係している腰痛が存在する

②原因は筋、筋膜の滑走不全

③ストレッチなどを含めたコンディショニングで改善可能

いつまでも歩き続けるためにはまず身体が健康でなければなりません!

上記を意識して疾患を一緒に予防しましょう!

 

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参考文献

1)Thomas W Myers著. 板場英行,石井慎一郎訳:アナトミー・トレインー徒手運動療法のための筋筋膜経線第3版.株式会社医学書院.2016.

2)LUIGI STECCO, ANTONIO STECCO著. 小川大輔監訳:筋膜マニュピレーション実践編レベル1 原著第2版.医歯薬出版株式会社.2021.

3)Fujii T, Matsudaira K. Prevalence of low back pain and factors associated with chronic disabling back pain in Japan. Eur Spine J. 2013 Feb;22(2):432-8. doi: 10.1007/s00586-012-2439-0. Epub 2012 Aug 7. PMID: 22868456; PMCID: PMC3555622.

4)Koes BW, van Tulder M, Lin CW, Macedo LG, McAuley J, Maher C. An updated overview of clinical guidelines for the management of non- specific low back pain in primary care. Eur Spine J. 2010 Dec;19(12):2075-94. doi: 10.1007/s00586-010-1502-y. Epub 2010 Jul 3. PMID: 20602122; PMCID: PMC2997201.