姿勢を治すと・・・膝の痛みを防げる!

いつもご覧いただきありがとうございますm(_ _)m

BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】

BC-bodyでは【予防医学】の観点から

いつまでも自分の足で歩き続けることができる身体つくりを提供いたします。

前回の記事はこちら↓↓

どのようにして膝は変形するのか?

 

今回は、姿勢と膝の関係を見ていきたいと思います!

 

背中が曲がると膝も曲がる

膝の筋肉を鍛えてください!・・・・・病院で言われた事ありませんか?

実は‼猫背になると、膝を伸ばす筋力が落ちるといわれています。1)

また、膝も連動して曲がったり、O脚になったりします。

前回の記事でお伝えしたようにO脚になると、膝の内側がすり減り、膝の変形に繋がります。

つまり、猫背になると、膝回りの筋力が落ち、膝が曲がり、O脚になり膝への負担が増えます。

なので‼

正しい姿勢で、内転筋や膝回りの筋肉を鍛えることが、

膝への負担を減らす事になります。

 

悪い姿勢で歩くと、歩き方が崩れる

人間は二足歩行なので、必ず片足で全体重を支える時間があります。

人間が直立した時、重力に負けず立てるのはなぜでしょうか?

それは、全身の筋肉で重力に逆らってくれるからです。

しかし、猫背になると

・体幹周りの筋肉が働きづらくなる

・膝の筋力が落ちる

・股関節周りの筋肉が働きづらくなる

事で重力に逆らえなくなります。

また、O脚になると、歩く際に膝や体幹を支えてくれるお尻の筋肉が弱くなる事が知られています。²)

お尻の筋肉は姿勢を維持してくれるだけでなく、

歩いている時、正しい膝の位置を保ってくれます。

筋力が落ちると膝の位置がブレてしまい、膝に負担がかかります。

 

足関節は柔らかく、股関節は強く

前回の記事でもお伝えしましたが、人間の身体には【動く関節】と【支える関節】に分けられています。

足首は【動く関節】とされており、歩く際に床からの衝撃を直接受けたり、

身体を前に運びやすくするためです。

足首が硬いと、地面の変化に対応できなかったり、床からの力が直接膝へ向かったりします。

また、膝の動きが悪くなったり、足首の役割を股関節が代わりに使われ、

各関節への負担が増えてしまうようです。3,4)

足首が硬くなる原因としては、ふくらはぎの張りが原因になることが多いです。

ふくらはぎをほぐしていくことで、足首を柔らかくして、膝への負担を減らすことができます!

 

まとめ

今回は姿勢と膝にかかる負担についてお話しました。

 

①姿勢が悪いと膝を痛めやすい⇔姿勢を良くすると膝の負担が減る

②悪い姿勢で歩くと、お尻の筋肉が働きづらくなり、歩き方が崩れる

足首が硬いと、膝や股関節に大きな負担がかかる

 

姿勢を良くして、

膝への負担を減らし、

正しい姿勢で筋肉を鍛えましょう‼

 

次回は姿勢と膝の変形を良くする運動をお送りさせていただきます!

 

ここまでご覧いただき本当にありがとうございましたm(_ _)m

この記事を書いた人↓↓

トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】

バランスコンディショニングとは↓↓

姿勢が良くなるBC

いつもお問い合わせいただきありがとうございますm(_ _)m

参考文献

1)渡辺 博史,古賀 良生,大森 豪,他.:変形性膝関節症における円背姿勢と膝伸展筋力の関連に関する疫学調査.厚生連医誌.20(1):p37-42.2011.

2)福井 勉.:膝関節疾患の動作分析.理学療法科学.18(3):135-139,2003.

3)沖田 実,中野 裕之,田原 弘幸,他:歩行における足部の可動域制限の影響.Bulletin of the School of Allied Medical Sciences, Nagasaki University. 6, p.9-15.1993.

4)柳川 和優,松田 亮,磨井 祥夫.足関節可動域の制限が歩行動作に及ぼす影響.広島体育学研究.42,p1-10.2016.