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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくりを提供いたします。
前回は【首は姿勢の影響を受けやすい】をお伝えしました。
第2回は【首を守るためにやってはいけない姿勢】をお伝えします!
首はこんな仕組み
首の疾患の多くは、首の神経を傷つけるものが多いです。
首の神経は骨の真ん中を通っており、その周りを骨や、靭帯が囲んでいます。
通常このトンネルは、障害物がなく、スイスイ走れるトンネルですが、
猫背や、顎が上がっている姿勢を続けると、トンネル内に骨が飛び出したり、
椎間板が潰れてしまうことがあります。
なぜトンネルが塞がるのか?
人間の背骨には【椎間板】と呼ばれるクッションが骨と骨の間にあります。
このクッションは姿勢が良いと上手く機能しますが、
猫背や、スマホ首の様に、首を大きく反ったり、曲げたりすると上手く機能しません。
悪い姿勢のまま年齢を重ねると、だんだんと椎間板が割けたり、擦れたりして無くなります。
クッションが無くなった骨は、互いに擦れ合いながら動くので、だんだん変形が進みます。
顎が上がった姿勢で作業をする方は多いと思いますが、
この姿勢は背中が曲がっているだけではなく、首をそらしている姿勢でもあります。
つまり、このような姿勢で普段生活していると、首の痛みの原因となります。
まとめ
今回は【首を守るためにやってはいけない姿勢】をお送りしました。
①首の中には神経が通る
②猫背やスマホ首でいると椎間板が潰れる⇒骨同士が擦れる
③骨同士が擦れると、変形し神経にあたることで首の痛みが出る
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1)坂井 建雄,松村 讓兒,プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系第3版,医学書院,2016年.p628.
2)葉 清規,対馬栄輝,他:頸椎変性疾患患者に対する力学的評価による運動療法の短期的効果について.理学療法の臨床と研究.2015;24:29–34.