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BC-bodyアスレティックトレーナーの鈴木です。トレーナーの自己紹介【鈴木健太郎】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から
いつまでも自分の足で歩き続けるための身体つくりを提供いたします。
今回は~隣の関節に迷惑をかけない~についてご紹介していきます。
腰の痛みは本当に腰の問題?
腰を痛めるとよく腰のトレーニングを行ったり、腰回りの筋肉がないから・・・といった声が聞こえますが、本当に腰が問題なのでしょうか?
もちろん腰自体の問題も大いにあると思いますが、実は他の関節(特に隣接している関節)に原因や要因がある事も考えられます。
人工股関節手術を受けた全164例(40~88歳)の患者さんに対し股関節と腰椎の可動域の関係性を分析した研究1)では
①腰椎変性の強い高齢者⇒前屈時の腰椎可動域が小さい,変形性股関節症があるのにもかかわらず主に股関節で前屈していた.
⇒腰が動かないため、股関節(手術しているのに)で前屈動作をしていた
②中高年者は腰椎変性が進行していないため,主に腰椎で前屈、股関節可動域は小さい.
⇒腰は動くので、腰で前屈をしていた
上記の通り本来であれば股関節と腰で行う運動をどちらか一方だけで行うことで、隣接している関節に負担をかけていることとなります。
つまり、痛みが出る関節が問題ではなく、隣接している関節の問題が痛みを出している可能性があると考えられます。
まとめ
今回は~隣接している関節に迷惑をかけない~をご紹介させていただけいました。
①痛みが出る関節が問題ではなく、隣接している関節の問題が痛みを出している可能性がある
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参考文献
1)田島 智徳, 西田 圭介, 會田 勝広, 森本 忠嗣, 北島 将, 小河 賢司, 馬渡 正明, 佛淵 孝夫, Hip-Spine Syndrome(第10報), 整形外科と災害外科, 2007, 56 巻, 4 号, p. 626-629.