皆さんこんにちは,
【傷害予防のための身体つくり】を提供しております.
トレーナー部門アスレティックトレーナーの鈴木です.
前回は関節へ負担をかけない姿勢←(リンクとなってます!)というお話をさせていただきました.
今回は「良い筋肉は良い姿勢を作る」という話をします.
自分では良い姿勢をとっているつもりが,どこかに痛みが出てくるということはありませんか?
私自身【寝違え】を起こすことがよくあったのですが,今回の記事を通してこういうことが体の中で起こっているのか!!と新たな発見となりましたのでぜひご覧ください.
筋肉が緩むと悪い姿勢に
約206個の骨を様々な筋肉が支えています.
以前,筋肉は細かく見るとこういう形↓↓をしているとお話しました.筋肉の崩れは姿勢の崩れ
この細かい筋肉が伸びきってしまった場合,あるいは縮んでしまった場合,
筋肉の力の出し方はどうなると思いますか?
(伸びきった場合)
(縮んだ場合)
筋肉には力を発揮する「適切な長さ(筋長)」があるのはご存じでしょうか.
この長さ(筋長)が長すぎる場合,適切な力(張力)が出せません.1)
つまり緩んでしまいます.
筋肉のバランスが崩れるとき
腹筋の筋長が長くなった場合(緩んだ場合)どうなるでしょうか.
↑↑の図のようにお腹が緩んでしまいますね.
お腹だけではなく,その反対側である「腰」が反るのが見られます.
つまり腰を痛めてしまう原因となります.2)
筋肉のバランスを保つことで良い姿勢が保たれる
悪い姿勢や関節痛はこういった筋肉のバランスが悪くなることで起こります.
体幹を鍛え,筋力を強化し,筋バランスを整え,いつまでも歩き続けましょう!
筋肉のバランスを保ちたいという方!こちらもご覧ください!↓↓
参考文献
1)竹井仁:姿勢の評価と治療アプローチ.Spinal surgery.27(2),119-124,2013.
2)Duncan J Critchley, Fiona J Coutts:Abdominal Muscle Function in Chronic Low Back Pain Patients: Measurement with real-time ultrasound scanning. Physiotherapy. Vol 88, 322-332,2002.