皆さんこんにちは。
がじゅまる整骨院の加藤です。自己紹介【加藤由基】
BC-bodyでは【予防医学】の観点から、
いつまでも自分の足で歩き続けることができる身体づくりを提供します。
これから、4回に渡り「腰痛症」を取り上げていきますが、腰痛を防ぐためにまずは体のことを知っておきましょう。
今回は、①骨・②筋肉・③関節について簡単にまとめていきます。
①骨について
腰は5つの骨が積み木のようになっています。
その間に椎間板という、緩衝材があることで衝撃を和らげています。
胸部は肋骨があることで骨による安定性がありますが、腰回りにはそれがありません。
腰は、骨で不安定な分➡筋肉の機能が重要となります。
黒丸の腰部分は背骨のみで、骨による安定性が低いです。
胸部分は背骨+肋骨で囲まれているため、骨の安定性が高くなっています。
繰り返しですが、腰は骨の安定性が低いので筋肉による安定性が大切です!
②筋肉について
下の左図のように様々な方向から網のように筋肉が安定性を高めています。
その中でも、インナーマッスル「4つ」が重要となります。
1.腹横筋、2.横隔膜、3.骨盤底筋、4.多裂筋です
4つをまとめて「インナーユニット」といいます。(上・下・後ろ・腹周り)
(上右図)「インナーユニット」が機能することで、腹圧が高まり筋肉のコルセットを巻くことで、腰痛の予防につながります。
猫背など、姿勢が悪いと筋肉も機能しずらくなるため、姿勢が大切です。
③関節について
関節の役割は、大きく2つに分けられます。
可動性(十分に動くこと)と安定性(安定していること)です。
胸椎(十分に動くこと)、腰椎(安定していること)、股関節(十分に動くこと)に大きく分類されます。
「下の図」で、頚(C)、胸(T)、腰(L)の各関節がどれくらい動くのかをまとめています。
腰はほとんど捻ることが出来ない構造になっています。(真ん中が捻る動き)
ただ胸椎や股関節の動きが硬くなってしまうと、腰を無理に使ってしまうので、注意が必要です。
腰はコルセットを巻くように安定していること。
胸椎・股関節は柔軟性を保ち、十分に動くことで腰椎への負担を減らします。
まとめ
骨・筋肉・関節について書いてきました。
・腰回りは骨・靭帯による安定性が低い。
・たくさんの筋肉が絡み合い機能することで、腰の安定性を高めている。
・関節には役割がある。
⇒腰回りは、筋肉を鍛えて安定させることが重要
⇒胸椎・股関節は柔らかくすることが重要です
運動・メンテナンスの習慣で生涯、健康な体を目指しましょう!
参考:
プロメテウス解剖学アトラス
筋骨格系のキネシオロジー
ファンクショナルトレーニング 機能向上と傷害予防のためのパフォーマンストレーニング
この記事を書いた人⇓⇓
バランスコンディショニング(BC)とは↓↓
お問い合わせはこちら
お問い合わせいただきありがとうございます.