正しい動作のために知っておくべき4つのポイント~②関節の役割分担が必要~

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今回は~②関節の役割分担が必要~をご紹介したいと思います。

関節の役割

関節には構造的に「①支える関節(安定性)⇒動きすぎると痛みに変わる」と「②動く関節(可動性)⇒動かないと痛みに変わる」に分かれます。

例えば腰椎は支える(安定性)関節に分類され動きすぎると痛みに変わるとされていますが、胸椎は動く関節(可動性)に分類され動かさないと痛みに変わってしまいます。

慢性腰痛経験者を対象にした背骨や骨盤がどれぐらい動くのか?を調査した研究1)では、

No significant differences in the angles of the thorax, pelvis, and spine were found between the 2 groups in a static standing position.The SPR was significantly greater in patients with CLBP than in the healthy subjects.

胸部、骨盤、脊柱角度の有意差は見られませんでしたが、脊柱/骨盤比に関しては慢性腰痛を持っている人の方が、健常者よりも有意に高かったとし、また、回旋する際に腰椎の伸展も動きとして見られたとしています。

つまり健常者より慢性腰痛持ちの人方が背骨の動き方や、骨盤の動き方が大きく、腰の反りも入ることにより腰痛を引き起こしている可能性があり、意識的に支える関節は安定性を鍛える必要があります。

このように関節は安定性を求められる関節と可動性を求められる関節に分かれているのでそれぞれにあった鍛え方をしていくことで予防をしましょう。

 

まとめ

今回は~②関節の役割分担が必要~についてご紹介しました。

①関節は安定性と可動性に役割分担されており、それぞれに適した鍛え方をし予防しよう

 

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参考文献

1)Taniguchi M, Tateuchi H, Ibuki S, Ichihashi N. Relative mobility of the pelvis and spine during trunk axial rotation in chronic low back pain patients: A case-control study. PLoS One. 2017 Oct 17;12(10):e0186369. doi: 10.1371/journal.pone.0186369. PMID: 29040298; PMCID: PMC5645112.